ついにやってしまいました。ジェットスターでの乗り遅れ。もう10回以上乗っていますので、いままで何度も危ない瞬間はありましたが、今回だけは完全に駄目でした。
「ご搭乗手続きが終わられていないお客さまはお乗り頂けません」
受け入れるしかない現実。もう2度乗り遅れないための対策をまとめてみました。
Contents(目次)
乗り遅れに厳しいLCC。空港到着は最低でも出発の1時間前に。
日本でのLCC(格安航空)のさきがけ的なジェットスター。とにかくルールに厳しいです。ANAやJALに乗る感覚と同じでいると不快な思いをすることになります。ANAやJALは何度も呼びかけをしてくれたり、場合によってはスタッフのお姉さんが搭乗口まで一緒に走ってくれたり、羽田空港内だとカートみたいなのに載せてくれたり、保安検査場が混んでたらその分待ってくれたりと、とってもお客さま思いです。
それに対してジェットスターなどのLCCは時間通りにすべて、パツっパツッパツッっとっ進んでいきますので、必ず事前に航空会社の搭乗までの流れを確認しましょう。過去に何度も乗り遅れたお客さんに遭遇していて、かくいう私も今回その一人になってしまいました。絶望的な顔をして搭乗窓口にいるお客さん。もうあんな経験は嫌ですね。
ジェットスター含めLCCへの乗り遅れの一番の原因は、何よりも搭乗までの時間がないことです。成田空港の場合、出発時刻の最低でも1時間前到着で考えておきましょう。
乗り遅れる原因
よくある乗り遅れの原因を並べてみました。みなさんだいたいこういうことで乗り遅れていたり、航空会社に怒られたりしています。
電車やバスに乗り遅れてしまって間に合わない
LCCの出発時間は早朝に集中していることが多く、寝坊してしまったり、電車の本数が少ないのに乗り換えを間違えてしまったり、空港までの到着時間が遅れてしまうことがあります。
搭乗手続きが間に合わない
ジェットスターは出発時間の30分前までにチェックイン(搭乗手続き)を済ませる必要があります。空港のカウンターか、自動チェックイン機、もしくはモバイルチェックインで手続きする必要がありますが、遅れると一切乗ることができません。駅から第3ターミナルまでは15分ほどかかるので、その間に時間切れになってしまうケースも多々あるようです。
手荷物検査が激混みで間に合わない
GWや夏休み、年末年始など利用者が多いときには手荷物検査場が大混雑します。第3ターミナルはジェットスターだけでなく、様々なLCCが乗り入れているので、出発時間が近い便もたくさんあります。こういった時期には飛行機に乗り慣れていない人も多いので検査時間も時間がかかります。優先的にチェックしてもらうレーンに入っても時間が間に合わないことがあります。そんなときも待ってくれません。
搭乗時間に搭乗口にいない
搭乗手続きもして、手荷物検査を受けても、搭乗時間に搭乗口にいないことで飛行機に乗れないことがあります。手荷物検査場から搭乗口までも5-10分ほどかかるのでこの間に飛行機が飛び立ってしまったり、トイレやおみやげショップに行っている間に飛行機が出発したということも数多くあります。
あずけた手荷物の再検査
意外にあるのが手荷物の再検査。カウンターで預けた荷物の中に禁止物が入っていたりすると再検査が必要です。空港の放送で預けた人の名前を何度も呼びますが、現れずそのまま離陸することもあるようです。これは人の乗り遅れではないですが、荷物だけ空港にそのまま残ってしまうので、旅行先で困りますね。
ジェットスター(LCC)に乗り遅れないための対策
利用者が気をつけられることを書いていきますが、「時間に余裕を持つ」これがなにより最善の対策です!特に乗り慣れていない人はよく読んでもらって参考にしてもらえると嬉しいです。ジェットスターを例に説明していますが、格安航空は全般に同じことが言えるので参考にしてください。
最低でも出発時間の1時間前に空港に到着しておく
何よりこれが一番大事です。可能なら1時間30分まえについておくと、搭乗口付近のロビーでご飯を食べたり、ちょっと身支度を整えたりできます。ANAやJALを羽田空港で利用する時は、出発の40分前くらいに駅につくので全然間に合うんですが、同じ感覚でいると痛い目を見ます。
第2ターミナルから第3ターミナルへの移動時間 15分
+
搭乗手続きと保安検査 15分
+
搭乗まで30分
飛行機予約時に空港までの交通手段を確認する
出発時刻の1時間前までに現地に到着できる交通手段があるか、確認しましょう。
例えば今回私が乗り遅れた「ジェットスター 成田発熊本行き」
出発時間 8:20
搭乗手続 7:50
なので、7:20頃までにはついておかないと危ないです。この便に乗るには大田区の我が家からだと5:02の電車に乗らないとまずいですね。
ジェットスターには6:40発福岡行きの便もあります。都心からこれに間に合うには前泊か車で送ってもらうしかないですね。
安い価格の便はキャンセルしてもお金が帰ってきません。安さだけに目を取られず、予約時に「間に合う交通手段があるか」をきちんと確認しましょう。
モバイルチェックインで事前に搭乗手続き
ジェットスターでは出発時刻の48-1時間前まで、オンラインでチェックすることができます。行きの電車やバスで早めにチェックインしておくのがおすすめです。オンラインチェックインをすればカウンターや自動チェックイン機に並ぶ必要もありません。飛行機に預ける荷物がない人はそのまま保安検査場に進むことができるのでかなり時短することができます。
オンラインチェックインの方法はこちらから↓
http://www.jetstar.com/
第3ターミナルまで早めに移動する
第2ターミナルから第3ターミナルまでは最低10分はかかります。移動に15分程を見込んで早めに移動しておくことをおすすめします。
第3ターミナルまでの移動方法は、徒歩とシャトルバスの2通りありますが、健康的に歩ける方なら所要時間はあまり変わりません。第2ターミナルからは700メートル歩きますので、お年寄りや妊娠されている方、小さいお子様がいる場合はバスのほうがおすすめです。
ただしバスも10分ほど所要時間がかかり、運行間隔が多少ありますので、時間が迫っている方はバスに乗らず第3ターミナルまでダッシュしましょう。
手荷物のルールを事前に確認しておく
機内への持ち込み手荷物&預ける手荷物のルールは事前に確認しておきましょう。
機内への持ち込み手荷物のルール
・手荷物は2つまで
・合計7kg(プラス運賃で10kgまで)
受託手荷物のルール
・個数制限は無し
・最大40kgまで(ただし1個の荷物当たりの重さは32kgまで)
ANAやJALと違い、LCCではカウンターで荷物を預けるには追加費用が必要です。予約時に手荷物を預けるプランを選んでおく必要があります。どうしても直前で預ける必要がある場合はやや割高ですが、お金を払えば預けることができます。
危険物など法律で定められている荷物のルール
こちらの資料を見ていただくほうが早いので、確認してください。※小さいヘアスプレーとかデジカメのバッテリーとかそのレベルなら大丈夫です。
http://www.jetstar.com/
手荷物検査場が混雑していたらすぐにスタッフに言う
保安検査場通過に締め切り時間はありませんが、搭乗口に出発時間まで25分前までについておかないといけないことを考えると、出発時間まで30分を切ったらすぐにスタッフに言うべきです。優先的に手荷物検査をしてくれます。
優先的に通してもらった時にすぐチェックできるように、財布や携帯、パソコン、スプレー缶などそういったものは予めバックから出しておきましょう。あと、上着もチェックされるので、コートやジャケットは脱いで検査用のかごに置くのがベスト。
時間がない時は手荷物検査場から搭乗口まで走る
ジェットスターの場合はこの地図の「サテライト」に行くことが多い。保安検査場から搭乗口までは徒歩でゆっくり歩いて10分ほどかかるので、時間が迫っている場合はとにかくダッシュしましょう。
ジェットスターは出発時刻の15分前をすぎると搭乗口が閉鎖されます。保安検査を済ませていても、搭乗手続きを済ませていても問答無用でシャットアウトされますので、気をつけましょう。
搭乗時間には必ず搭乗口にいる
トイレやショップでの買い物は事前に済ませ、出発時刻の25-15分前までには搭乗口付近で待ちましょう。搭乗口の番号を間違えないように注意が必要です。
空港の放送に注意する
意外にみなさん放送を聞いていなくて、それによって乗り遅れたり、手荷物再検査を対応できなかったりしているようです。「ジェットスターからお知らせします」というような放送が流れたら必ず聞くようにしておきましょう。
それでも安くて便利なジェットスターLCC
ここまで聞くと面倒くさいなぁ、、、と思うかもしれませんが、やはりそれでも値段の安さは格別です。
今回、成田発高松行きは乗り過ごしたことで同日のチケットを買うことになったのですが、当日なのに5940円で買うことができました。(搭乗者が少なかったみたいでまじでラッキーでした。)
ANAやJALを利用すると片道30000円ぐらいはしてしまうので、自分がちゃんとすれば片道25000円以上も節約できるわけです。飛行機に乗ってる時間は1時間程度なので、やっぱりメリットは大きいですね。
ここに紹介した方法を私も肝に銘じて賢く利用したいですね!!