国立新美術館『安藤忠雄展-挑戦』:安藤忠雄による特別講演(全文)

2017年9月27日から国立新美術館10周年記念展覧会として『安藤忠雄展-挑戦』が始まる。
この記事は展覧会に先立って、4月12日に行われた安藤忠雄氏による特別講演の内容を全文書き起こしたもの。

出典:Internet Museum

動画は26分ほどだが、テキストのほうが忙しい方向けにはいいかなと。

講演会動画はこちらから

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安藤忠雄 『絶望』からの『挑戦』

こんにちは、展覧会のタイトルが『挑戦』ということになっています。
挑戦するというのか、ともかく私は建築の勉強も大学の教育も受けておりませんので、本当にこんな国立美術館で展覧会できるのかなと思っていましたところ
やっぱり昔からのお付き合いしていていいなと思いましたのは、青木館長が大阪大学におられる頃に大阪の北新地というところでウロウロしている時に時々お会いして、これがやっぱり役に立ったのかなと思っております。(会場笑い)それで、展覧会をという話がありました。

で、私もぜひやってみたいと思いましたのは、近頃日本の国というのはおとなしい人が多いというので、非常に常識的。そういう常識的でない新しい世界を切り開いてほしいとおもってやりたいと思いました。

実はそういう面では、「自由」と「勇気」を持っていきたいと思っておりまして、
そういうところで『挑戦』と。

私は何よりも「絶望」からスタートしまして
学校に行けない、大学の教育を受けていない、近所の人から言うと
安藤の子どもは大学も行けずに、専門教育も受けずに建築をやると言っているけれども
ちょっと気の毒になったことじゃないかと言われましたが。
そう言われるならやってやると思いました。

2度の大手術。再び味わう『絶望』

絶望と言う意味では、私もこのところ、ぜひ展覧会したいと思う前後に大手術をしまして。
2009年に小澤征爾さんと7月に食事をしていたところ、小澤征爾さんが「安藤さんも私も、頭は大したことないけど元気やな」と言っていまして。

8月に胆のうと胆管と十二指腸の乳頭部にガンがあるから、胆のうと胆管と十二指腸を全部とらなきゃいかんと。胆のう取って、胆管取って、十二指腸取って大丈夫かなと思ってそれを全部取りました。3ヶ月後に小澤征爾さんは食道にガンがあるとか。

今度また悪いことが起こるもんで、2014年の2月にIPSの山中先生と対談をする、司会をしてくれと、大阪に京都大学の系統の北原病院というのがありまして、そこでやりたいと7月10日にやると言うことだけが決まって。
6月の10日になると「安藤さんまたがんがあるで」と、今度はどこにあるんやと、今度は膵臓の真ん中にあると、膵臓と脾臓と全部取らないかんと。

慌てまして、膵臓全部取って生きていけるのかと聞いたら「今まで膵臓全部取って生きてる人はいるけれど、元気になった人はいませんな」といわれはこれは大変だなと(笑)
仕方がないので、膵臓を全部取ることにしまして、脾臓も全部取ることにしまして。
膵臓と脾臓と胆のうと胆管と十二指腸がないひとが日本中にはいないから面白いんじゃないかとか言われてその時にまぁ、絶望したわけなんですけれども。
でも絶望してるだけじゃだめなんで、次へ挑戦しようということを考えました。

学校も行けずに絶望し、内臓あちこち取って絶望しながら、目標だけは持っていきたいと。
社会に何ができるか、自分に何ができるかということを考え続けていけたのも。
意外と元気で、全く問題ないんですね。
しんどいとか痛いとか下痢するとか、そういうの全然なかって
それははじめから悪戦苦闘だと思ってましたから。

建築との出会い、アートとの出会い

若き頃の安藤氏 出典:安藤忠雄展-『挑戦』

一番最初に出会ったのは美術なんですね。
建築に出会うよりも美術、具体美術協会に出会って白髪一雄は一日中ぶら下がって足で絵を書いていると最後までぶら下がって足で絵を書いていましたからね。すごいなと。

松谷武判は1965年からパリにいますけれども、真っ黒な絵を書いているんですよね。時々パリで見ていて「松谷さんまだ黒いんですか?ということを聞くと、「安藤さんは黒く見えるけども私にはピンク色に見える」というほとんど絶望的な。「本当にみえんのか?」と言うたら本当に見えるらしんですが(笑)

旅の中で出会った、建築の『生活文化』と『公共性』

私はどうして勉強するかということを考えまして、旅の中でと、日本中歩きました。
その時にやっぱり「生活文化ってすごいな」と。
民家等をみながらすごいなと思ったと同時に

奈良が大阪から近いので、奈良によく見に行きました。こんな大きな材料をどうしてこの時期に運べたんかなとこの建築の凄さを考えまして


丹下健三:広島 平和記念資料館

かたっぽで、広島とか香川県庁舎の丹下さんの建築を見た時に「公共性」と。

「公共性」とは公共的にものが使えるということと同時に、歴史をいつも踏まえて、歴史をいつも考えていく、未来も考えていくということ公共性もあるし。今までは香川県庁舎は中には入れなかったのですが、誰でも中に自由に入れるという公共性もあってすごいなとおもって建築というのは、未来も考えるけれども、歴史も考えて、現在も考えていくということを考えた時に丹下さんの代々木の体育館を見て、この工事中をみて、こんなことが可能なのかと思いました。

そして、勇気を持って新しいことに挑戦するということが重要なんだとおもってヨーロッパに行きます。有名なシベリア鉄道に2回いきまして、ローマのパンテオンを見て、ギリシャのパルテノン神殿を見て残念ながら私は教養が無いもんでその時私は思いました。

絶望するんじゃなしに、勉強すると。

わからないものを何回も見ていく中で勉強しようとかんがえまして。
マルセイユから、船に乗って、マダガスカル島まで、ケープタウンまで行った時に、人間って以外にどこ行っても知らないなと。当時坊主が乗っていまして、暇だから座禅をやれと、
座禅をやった時にシェイクスピアじゃないけど、1回しか死なないのなら命の限り生きてやると。

コルビジェのロンシャンの教会を見て、その時に公共的に人が集まる場所を作るということに感動して、建築というのは人が集まる場所を作るんだなと言うことを考えました。これは写真を見てすぐに見に行きました。

住吉の長屋


同時に、住吉の長屋なるものを最初に設計をするわけですけども、住吉の長屋というのは、大阪の町家は中庭がある、歴史の中で町家の中庭がいいなと思ってまして長屋というのはつながっているんですけれども、それをカットして作るということを考えた時にこれはなかなか難しいなと思いました。

長屋をカットすると必ず倒れてくるんですよね。隣の家が。

若かったというので、倒れたら倒れたときと思いました。どないかなるやろうと。
いまはちょっとそういう勇気ないんですが、その当時は。
やっぱ切ったら倒れてくるんですね。また起こしまして。

やり遂げたところ、住吉の長屋がリビングルームがあって、中庭があって、それからベッドルームが外を通って中にはいっていかないかんと。雨の日には傘をさしていかないかんという家ができまして。

このかわり、エネルギーゼロなんですね、冷房もない暖房もない電気もいらないと。
寒い時にどうするのとクライアントが言うので、「寒かったら一枚余分に着ろと」
じゃあもうちょっと寒かったらどうすればいいのかと「そしたらもう一枚余分に着ろと」
でもうちょと寒かったらどうするのと「そしたらもう諦めろと」

これお金があんましなくて1000万円しかなかったもんですからね、「自分の体力の限り生きてください」という家を作りましたところ、大変東京の方々には大変評判が悪かった。我々の周りも悪かったんですが、今は時々評価される。完全にエネルギーゼロの家は無いと。

私は、生活、そういう生活文化というのは、真剣に自分が体験したことが重要なんじゃないかと思っておりまして。中に中庭があって、ザーッと雨の日は家の中に雨が入ってくるわけですね。なかなか風流でいいわけですけれども、大変評判が悪かったことは間違いない。

今度はこういう当時の模型を全部出そうと思ってまして。

今考えてんのは、この生活文化の原点となった建物を、私もぜひ住吉の長屋をもっておられる方に購入したいと言ってるんですが、なかなか売ってくれないので
ならばおんなじやつをどっかもう一度作ってやろうと、こう思ってますが。

「光が人を集める」…『光の教会』

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光の教会を考えたのは、光が人を集めるというので、ここにこう十字架がありますが(光の教会の壁面を指しながら)出来上がったときに、1989年にできたんですけれども、88年ぐらいから設計していますが、ここにガラスが入ってます。(光の教会の十字架を指しながら)
私はガラスが入っていないほうがいいと思っていました。

で、中に光が入ってくると同時に風も同時に入ってきて、お互いに助け合いながら生きなければならないということを実感するべきではないかと言う私と、寒いのに何考えてんのというクライアント、信者側のはなしとがうまく行かなかったんですけれども。

そのうちにこのガラスを取ってやろうと思ってますが、行く度にガラス取りたいというと、
信者の方が「もう安藤さん取りませんよ」と初めから言うてますからね。

実は今度の展覧会は絶対人が来ないかんで館長と言うておりますので、この光の教会と同じサイズの同じものコンクリートでテラスに作ろうと。テラスの下がパーキングなんでね、増築、建築上は増築だと言われておりますが、とにかくこの光の教会のガラスのないやつをここで作ってやろうと思ってますが。

『直島』芸術と建築と自然の融合


出典:ベネッセアートサイト直島

直島は美術館を作ったときに、とにかく人が行って感動すると。

建築というのは、便利で経済的で合理的であったらいいんじゃないと、それだけじゃないということを表そうと思っていましたところ。

こんな島、ゴルフ場2つ分くらいあると思うんですが、ベネッセの福武さんという方が「世界中に無い文化の島を作りたい」と。

行ったらこんなんですね、そこで考えまして。島中、こうずっと瀬戸内海を見たらゴルフ場の失敗、亜硫酸ガスで禿げたところ、石を取ったところ、いっぱいあるんですね。(禿山になった直島の写真を指しながら)そういうところに緑を戻していく活動も一緒にしようと。で、かたっぽで文化の島も創ろうと考えまして。

これは六甲山ですが、100年前は一本も木がなかったわけですね。全部エネルギーにするために切ったわけですが。それをこういう風に戻して、これ全部植林なんです。ひたすら木を植え続けると。これぐらい10年位立つとこうなんですよ。

森の中の美術館で、美術というもののおもしろさ、そこいったら「感動」すると。
行ってよかったなと思うようにしようと。

ベネッセ 福武總一郎と安藤忠雄

直島の作品たち

これは大竹伸朗という人の作品で、これは今やってます草間彌生ですね。

この作家が「一番いい状態で置かれている」という作品の展示をすれば、他のアーティストが作品を持ってくるんじゃないかと言うのがこの福武さんの発想で。
「いや、良い展示をしたら必ずタダで持ってきてくれる」って、「いやそんなことありえないよ」って言ってたんですが、
これ(草間彌生のかぼちゃ)を300万くらいで買いました。今は1億3000万くらいするそうですが、彼の発想はいつもそうなんですね。必ずタダで持ってこさせようとするわけですね。
はい、草間さん(AERAの表紙の草間彌生を見ながら)

リチャード・ロングは紙の中に一枚これ(作品の設計図)を書いてきたんですが、これを並べるのは島の人達、ベネッセの人たち。
彼はこんだけの一枚の絵を書いてきたんですが(作品の設計図を見ながら)2000万円。

福武は考えます。
「安藤さんこの白いとこに書かんか」と。
彼は人間をよく知ってまして、ここ(ベネッセハウスミュージアムの白い壁)に絵の具を置いておくと必ず書くと言うんですよ。
いや書くかな(笑)と思っていましたけど。

これを置いときましたら引っかかります。こうやって書いとるでしょ。
私はちょっと日本の人たちは礼儀正しく美しく、ありますけれどももっと荒っぽいところもあって良いんじゃないかと。
置いておいてほしいと思いました。
これぐらいでストップしておいてほしいと。次の日大変なことに。

あんまおもしろくないと。
しかし、アーチストですよね。そしたら次の日はさらに大変なことになってましてね
これは直島の砂と絵の具をぶつけたんですね。

出典:http://mayutan-karu.hatenablog.com/entry/20100813/1281693102

芸術というものは、次があって、次があって、次がある。
これは無料なんですね。
で、コレでもたぶん1000万くらいすると思います。
外れませんのでね。

そして福武、また考えます。この人は人間の事よくわかってるんですね。
「安藤さんあの人が泊まってる部屋に絵の具置いといたら必ず書くぞ」と
ほんまかいなと(笑)思ってましたけど、置いときます。
そしたらまた騙されます。
書いとるやないかと(笑)

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で、こういう次を考えていくことに対する可能性を
何回か美術館に行ってるうちに感じる可能性を、良い可能性がずっと出てくるわけですね。

それから福武さんは、アーチストが来る度に絵の具を置いておきます。
そしたら5人に1人は引っかかって書いていきます。
そういうことを考えていくと、ここにしかできない美術館、ここにしかない家族、ここにしか無い会社を考えていくとそれを作らんといかんと思うんですが。
ここにしかできない美術館、多くの美術館の館長さんが来たら、このリチャード・ロングが泊まった部屋にしてくれというわけですね。

パリ、上海、ベニス、メキシコ…世界中で

コレはパリで展覧会をします。
パリの1番古い百貨店の中の大きな展示コーナー。いわゆる大きな模型はですね、現地のパリの学生が作ります。
この中身はコンピューターで向こうに送ります。
学生がこうして作って、交流して作りました。
どの展覧会も学校と交流しながら作っています。
大きなものを持ってくるよりかはここで作ったほうが良いんじゃないかと思って作っております。

今度(の展覧会)はアジアの人たちもたくさん来るんじゃないかと。
「安藤さんが来る日に400人か500人行きますよ」と。台湾は1500人くらい来ると。
えーそんな来るのと。
アジアはものすごく発展してます。美術館に来たらいろんなことを考える。アジアのことも世界のことも考える様にということで。


これ、上海で作ったオペラハウスですけど。
早いんですね、「やっぱり水がいるな」といったら一ヶ月後に掘ってましたね。
日本で水がいるなぁといったら10年かかります。
このパブリックという考え方を持っていまして、この抜けていくところは24時間開放されているんですね。
この空間はパブリックですね、この間は全て通り抜けできますが。
世界中レベルが高い状況になっていて
こういう状態のものが、もうアジアでもできるんですね。
コレはできたところですが。

メキシコでもやってまして。モントレーというところですが、ものすごく難しい構造になってまして。
これでできんのかなと思ってましたところ。
この人達が必ずできるということで。
このおばあさんがオーナーで、20億円くらいオーバーしてたんですけど
彼女は言うんですよ、設計変更せんでいいと。私がお金は出しましょうというからすごいなと。
我々が行くときはいつもこういう風に迎えてくれるんです。(現地の建設作業員たちが集団で出迎えている写真を見ながら)
良いものを作らなければならないとみんな思っています。

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また、ベニスでもやってますが、ベニスでもチームを作って模型を作って、ベニスのあちこちで作っているんですが、
特に、ここを再利用すると。
私たちは新しいものを作るだけじゃなくて、古いものも大事にすると。
そして新しいものをつくりだす心両方いるんじゃないかと思っていましたところ。
コレがパラジオ、サンマルク広場、

中之島の公会堂の中にタマゴ入れませんかということが何度かあったんですが、
何を考えてるんだと相手にしてくれませんでした。
上野にある国立子ども図書館については、古いものを残しながら上から一枚のガラスを被せまして。
古いものをパッケージしようと、考えます。日本の独特の漆喰の技術があって出来上がるんですが。

この中に四角の空間を放り込むと。
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いいなとおもった若者はなかなか来ない。

そしてこれは今度の展覧会に出しますが、この模型。
この模型を作ってくれるのは、7~8人の人が3ヵ月4ヵ月かけて泊まり込みでやってくれるんですよ。
大体2年生なんです。

ものすごいよくがんばります。1,2年生頑張ります。
日本の学生こんな元気なのかな―って、東工大、東京理科大、早稲田って、東京大学とか京都大学とか、
熱心。初めて模型作ったという人が作り上げていくのを見てて、日本の子ども元気やな―って

3年生なって電話します。そしたら電話出てきません。「また来い」言われたら困るでしょ。
そしたら、3年生になったら絶対来ないのは、「就活があるからいけません」と。安藤事務所なんて言ってる場合ちゃうと。
こうなるんでしょうけど。
そろそろ就職活動以外にも自分の人生活動を考えたほうがいいなじゃないかと。
芸術というのは原点から考えられるんですけど、なかなか来ない。

フランスでの活動

こんどは、Bourse de Commererceと、ここにはポンピドゥーセンターと、直径60mくらいの丸いやつがあるんですけれども。
コレを、美術館にすると。
フランスはいま観光が弱ってますけど

コンクールをすると。
ベネッセをやった人がオーナーなんですが、それをやると。
何故か私が当選したことを言うと、八百長だったんだろうと(笑)思ってますけども。

これ直径60mくらいで空洞なんですね。
この空洞を残しながらこの中にもう一つ建築を創ろうと。
地下は無いんですけれども、地下を掘って。
それで大変歴史的建造物ですけれども、問題は起こりますが、それは勇気と自由と勇気で突破せにゃいかんということでありがたいこと
フランス語が1つもわかりませんので、なんか言うとるなと。

日本人の勇気、日本人の元気、日本人の文化度の高さ、面白さみたいなものを表現したいということを話していましたら
ポンピドゥーはぜひ、この展覧会も面白いから持っていきたいと言うとりますので。
これが大体8人くらいで半年ぐらいかかるんですね。
それで良い青年は2度ときません(笑)
そのときに、自分の人生2年生のときにどういう人生を送ってきたかというのは非常に大事なんですね。
3年生になってどういう人生。
そういうふうなことがあって、
彼らがこう作ったわけですけれども。

今度の展覧会は大量の『模型』、そして『光の教会1/1』が見どころ

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模型は今度の展覧会では住宅は100ほどあります。
50ほどの模型があります。

模型屋さんの模型は1つもないと。
自分たちで作った模型を引き出してきて、少し修復してやろうと。
こういう模型も彼らがやってたわけですけれども
そういう展覧会にしたいと思っています。
自分たちが思ってる意欲を伝わるような展覧会にせないかんと思ってます。
そして人間が住んでる、人間が歩いてると言うのが大事かと思いましたので、
20代のころ、東大寺や法隆寺やとか見に行ったとか、丹下さんの建築を見に行ったりとか、
建築の面白さは体験だと思っていましたので、

ここに光の教会の1/1をやると。
コレは青木館長じゃないと実現しなかっただろうと。
他の館長さんだったら、そんなややこしいことやめときとなってたんやろうけども
コンクリートでコレを打つのも、私も不安。
ちゃんと前に進んでいくのかなと不安になっていますけども。
ちょうど1/1で屋根がかかりますけれども、ここに住宅がばーっと並びます。

1回では満員になって一回では見れないと思いますけども何度か足を運んでもらって。
写真もなんぼ撮ってもろてもいいと。
模型も触れると。

所員が「そんな触ってもらったら困ります」こういうところにロープ貼っとくのはやめとき、と。
触っても仕方がない蹴飛ばしても仕方がないそういう中で建築というものが生命力があるものだということがわかれば良いなと思っています

建築は体験をして、考え方を模型とか、図面とかで表せれば良いなと思っています。

安藤忠雄展-『挑戦』 特別講演


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