【東京版】2017年秋冬開催の気になる美術展・展覧会8選

2017年秋の美術展・展覧会は、興味深いものが目白押しです!

アート好きのお姉さまと話していたら、レアンドロ・エルリッヒや運慶とか、怖い絵展とか面白そうなものばかりなのでまとめてみました。

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安藤忠雄展-挑戦-

1973年にはじめて建築した富島邸から、住吉の長屋、光の教会、直島のプロジェクト、海外での活動(ファブリカ、パラッツォ・グラッシ、プンタ・デラ・ドガーナ、フォートワース現代美術館)まですべて見ることができる。


それぞれのプロジェクトの模型と内部の写真が、安藤忠雄の視点や、施主(依頼主)側のコメントとともに展示されていてとてもおもしろい。会場にはカップルや夫婦連れが多かった印象。「これやばくねどうやって住むのww」とか「すごいね、かっこいいね」とか、周囲からはそういった話し声が聞こえた。会場自体はとても広く余裕を持って作られているので、一つ一つの模型や画像をゆっくり色んな角度から見られる。

安藤忠雄展 -挑戦-

・ジャンル
建築

・会場
国立新美術館
東京都港区六本木7丁目22−2
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・開催期間
2017年9月27日(水)〜 12月18日(月)

・開館時間
日、月、水、木 10:00-18:00
金、土 10:00-20:00

・電話番号
03-5777-8600

・休館
火曜日

・入場料
一般=1,500(1,300)円
大学生=1,200(1,000)円
高校生=800(600)円
*( )内は20人以上の団体料金
*中学生以下は無料
*障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。)

安藤忠雄展の展覧会レポートはこちら

『安藤忠雄展-挑戦-』の感想。光の教会原寸大を再現がすごい
国立新美術館で開催中の『安藤忠雄展-挑戦-』に足を運んでみた。見どころは『光の教会』と『直島プロジェクト』。もう一度行きたい、そんな展覧会だった。全体的にとても心地の良い空間。展示数も100点以上でボリュームも◎。

興福寺中金堂再建記念特別展 運慶

今回は、運慶と縁の深い奈良・興福寺の中金道債権記念事業として企画し、同寺所蔵の運系の作品が出品されます。更に京都、和歌山、愛知、静岡ほか、各地で大切に守り継がれてきた作品も出品され、計22体が結集することとなりました。史上最大の運慶展が実現します。


興福寺中金堂再建記念特別展 運慶

・ジャンル
彫刻

・会場
東京国立博物館
東京都台東区上野公園13-9
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・開催期間
2017年9月26日(火)~11月26日(日)

・開館時間
9:30~17:00(ただし、金曜日・土曜日および11/2は21時まで開館)
*入館は閉館の30分前まで

・電話番号
03-5777-8600

・休館
月曜日

・入場料
一般=1,600(1,300)円
大学生=1,200(900)円
高校生=900(600)円
*( )内は20人以上の団体料金
*中学生以下は無料
*障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。)

レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル


日本では金沢21世紀美術館『スイミングプール』の作者として有名なレアンドロ・エルリッヒの世界的にも過去最大となる個展。

本展は、エルリッヒの24年にわたる活動の全容を紹介する、世界でも過去最大規模の個展です。1995年から2017年までに制作された作品のうち約40点を紹介し、その8割が日本初公開となります。作品を通してわたしたちは、見るという行為の曖昧さを自覚し、惰性や習慣、既成概念や常識などを取り払い、曇りのない目で物事を「見る」ことで、新しい世界が立ち現われてくることを、身をもって体験することになるでしょう。


レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル

・ジャンル
インスタレーション、現代美術

・会場
森美術館
東京都港区六本木6丁目10−1
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・開催期間
2017.11.18(土)~ 2018.4.1(日)

・開館時間
10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ、17:00まで(最終入館 16:30)

・電話番号
03-5777-8600(ハローダイヤル)

・休館
会期中無休

・入場料
一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円

怖い絵展

これまでの絵画鑑賞とは、色彩、タッチ、雰囲気や表現法などをもとに、感性を頼りにして心のままに感じるもの、というのが一般の人々が抱くイメージでした。そんな中、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書としてベストセラーを記録し、シリーズ化されて多方面で大きな反響を呼びました。

 刊行10周年を記念して開催する本展では、シリーズで紹介された作品を筆頭に、展覧会に向けて新たに選び抜かれた作品が登場します。さらに『怖い絵』の世界を感じて頂けるよう、作品の恐怖を読み解くためのヒントをもとに、みなさんに想像力を働かせてもらえる展示を予定しています。

怖い絵展

・ジャンル
西洋絵画

・会場
上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
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・開催期間
2017年10月7日(土)~12月17日(日)

・開館時間
10:00~17:00
*入館は閉館の30分前まで *好評につき、10/14より土曜日9:00~20:00、日曜日9:00~18:00に開館時間を延長

・電話番号
03-3833-4191

・休館
会期中無休

・入場料
一般=1,600(1,400)円
大高生=1,200(1,000)円
中小生=600(500)円
*( )内は20人以上の団体料金
*小学生以下は無料
*障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料(要証明)

野生展:飼いならされない感覚と思考


理性や合理性ばかりが前面にあらわれる現代においても、野生の感覚と思考は、いまだ失われていません。中沢は、「私たち人間の内に潜み、『まだ飼いならされていない心の領域』こそが、今まさに大切になってきている『野生』のすみかである」と言います。

現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。本展では、現代の表現者たちのもつ野生の魅力に着目し、さまざまな作品や資料を通して、その力を発動させるための「野生の発見方法」を紐解いていきます。

野生展:飼いならされない感覚と思考

・ジャンル
オムニバス(フィールドワーク、動画、資料展示、インスタレーションなど)

・会場
21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9丁目9−7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内
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・開催期間
2017年10月20日(金)- 2018年2月4日(日)

・開館時間
10:00 – 19:00(入場は18:30まで)

・電話番号
03-3833-4191

・休館
火曜日、年末年始(12月26日 – 1月3日)

・入場料
一般1,100円
大学生800円
高校生 500円
中学生以下無料
国立新美術館「安藤忠雄展―挑戦―」(会期:2017年9月27日 – 12月18日)の半券のご提示で、通常の入場料が100円相互割引(他の割引との併用不可。1枚につき1名、1回のみ)

オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代

カラフルな世界観になんとなく惹かれたので紹介しました。今秋はシャガールやカンディンスキーの展示が多いような気もする。

日本初の回顧展となる本展では、建築、演劇、音楽、抽象、近東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレーやカンディンスキー、シャガールなど同時代の画家たちの作品も併せて紹介することで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫ります。バウハウス開校100周年(2019年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家ネーベルの知られざる画業を紹介します。


オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代

・ジャンル
20世紀西洋絵画(抽象画中心)

・会場
Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1
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・開催期間
2017年10月7日(土)- 12月17日(日)

・開館時間
日~木 10:00 – 18:00
金、土 10:00 – 21:00
入館は終了時間の30分前まで

・休館
10月17日(火)
11月14日(火)

・電話番号
03-3477-9252

・入場料
一般1500円
大学高校1000円
中学・小学生700円

リュミエール!

スピルバーグもルーカスもジェームズ・キャメロンもクロサワも小津も、映画はここから始まった-

4Kデジタルで蘇る<映画のはじまり>。リュミエール兄弟が世界で初めて上映した映画の撮影秘話、そして今も変わらない生き生きとした人々の姿、人間賛歌にあふれる映画の原点がここに!

リュミエール!

・ジャンル
映画

・会場
東京都写真美術館
東京都目黒区三田1丁目13−3 恵比寿ガーデンプレイス内
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・開催期間
2017.10.28(土)—11.24(金)

・開館時間
【10月28日(土)~11月9日(木)】
日本語字幕版 10:30/17:00
日本語吹替版 13:00/15:00/19:00
※11月11日(土)以降の上映時間は、10:30/13:00/15:00/17:00/19:00です。

・休館
毎週月曜日、11月1日(水)、11月10日(金)

・電話番号
03-3280-0099

・入場料
一般1,800円/学生1,500円/シニア・中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方1,100円

新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

アニメーション監督・新海誠の商業デビュー15年目を記念し、2017年6月に『新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』が静岡・三島でスタートしました。貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料に加え、作品を彩る言葉や音楽、映像などを通じて、新海誠の15年の軌跡をたどる展覧会です。
 2017年11月、本展がいよいよ東京・六本木の国立新美術館にやってきます。デジタル技術によるアニメーション制作にいち早く取り組み、その映像表現で世代や国境を越えて多くの人々をひきつけている新海誠と作品の魅力に触れ、さらなる理解を深めていただく機会となれば幸いです。

映画「君の名は。」の劇中で、主人公の瀧くんと奥寺先輩がデートするシーンに国立新美術館2階にあるカフェ「サロン・ド・テ ロンド」が登場します。本展開催期間中、2人が座った“あの席”が予約でき、サンドイッチセット(サンドイッチ、スープ、ドリンク)が食べられる、本展とのタイアップ企画です。


新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで

・ジャンル
アニメーション

・会場
国立新美術館
東京都港区六本木7丁目22−2
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・開催期間
2017年11月11日(土)~12月18日(月)

・開館時間
10:00~18:00 毎週金曜日、土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで

・電話番号
03-5777-8600

・休館
火曜日

・入場料
一般=1,600(1,400)円
大学生=1,200(1,000)円
高校生=800(600)円
*( )内は20人以上の団体料金
*中学生以下は無料
*障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。)
11月17日(金)、18日(土)、19日(日)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)。

最後に

やっぱり国立新美術館の10周年「安藤忠雄展」と「新海誠展」を軸に、怖い絵展ともう一つくらい行きたいですね。

仏様の「運慶」も意外に捨てがたい。普段行かない分野なので興味がそそられます。中学生の修学旅行で訪れた三十三間堂にめちゃくちゃ感動した思い出があるから、行ってみてもいいのかな。みなさんも面白そうな展覧会情報があれば教えてください!

個人的には紹介しきれなかったんですが、このあたりも行きたいなぁと思ってるところです。

三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館
松濤美術館


Reborn-Art Festival 東京展 そこで何が起きていたのか?
ワタリウム美術館

毎度のように足を運んだら展覧会レポート書こうと思います。

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