サンシャワー展に行ってみた感想(国立新美術館、森美術館)

国立新美術館と森美術館がコラボするってあんまり聞かなくて、それに興味を惹かれ「サンシャワー展」に行ってきました!

今回行った展覧会:
『サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで』

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『サンシャワー』とは

『サンシャワー』とは、晴れた日に降るお天気雨のこと。

タイトルになった「サンシャワー(天気雨)」は、晴れていながら雨が降る不思議な気象で、熱帯気候の東南アジア地域では頻繁にみられます。また、植民地主義以降20世紀後半、冷戦下の戦争、独裁政権を経て近代化や民主化を迎え、近年では経済発展や投資、都市開発が進むなど、さまざまな政治的、社会的、経済的変化を遂げてきたこの地域の紆余曲折とその解釈の両義性に対する、詩的なメタファーでもあります。

サンシャワー展面白かった作品たち

ホー・ツーニェン『2匹または3匹のトラ』2015

FXハルソノ『声なき声』

スラシー・クソンウォン『黄金の亡霊(現実に呼ばれ、私は目覚めた)』2017

サンシャワー展の感想

感想を一言で言うと「エネルギー強めのインスタジェニックな展覧会」でした。

政治色の強いアートが多く、体制や圧政、植民地支配の歴史に対してアンチテーゼ的なコンセプトのものが多かったです。

急速に発展する・発展してきた東南アジア社会のひずみやその中でも力強く生きる人々、アーティストの姿が描かれていました。

その一方で、カラフルな作品やアートと一体になれる作品が多くとても「インスタジェニック」でしたね。あらゆる所で女子の自撮りが!!!(お前カメラばっか見て作品見てねえだろ的な笑)

個人的には六本木の都市的な美術館より屋外展示とか自然環境の中にあるような美術館のほうが作品が輝くんじゃないかなぁとは思いました。

森美術館 → 小ぶりな作品多め

国立新美術館 → 大作が多め

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